ブラック企業を退社しパチンコ屋のアルバイトへ|元ニート社長の回想録

仕事内容がほとんど詐欺、即退社からパチンコ屋バイトへ。

高率歩合の仕事ということで
リフォーム会社の営業職に付くことに
なったのですがその仕事がほとんど詐欺。

 

世の中そんなにおいしい話はありません。

 

具体的な仕事内容は。

 

  1. 個人宅に飛び込み訪問。
  2. 半ば強引にリフォームの必要性を訴えまくる。
  3. 屋根のリフォームから入り予定になかったキッチ・トイレなどのリフォームを追加で取りに行く。
  4. ガンガン営業して一件で300万とかの仕事を取る。

 

と言った感じ。

 

ほんとうに必要はおうちの場合はいいですが
殆どがリフォームの必要が無いお家。

 

会社の方針的には”提案”をするので押し売り
をするのではないということでしたが
現場では押し売りを強要され仕事を取れればOK
というスタンスで法律を侵さないギリギリのラインまで
ガンガンやれという感じでした。

 

お客さんになるのは大抵押しに弱いお年寄り。

 

先輩いわく、

 

「ジジババの一人暮らしの家はあたったらラッキーだ」
「ガンガンいけ!」

 

とのこと。

 

 

 

そうです。

 

私が就職した会社は当時問題となっていた

 

 

悪徳リフォーム会社の営業だったのです!

 

 

ニュースなどでも営業の仕方などが問題が
あるととりあげられている時期でしたので
悪徳営業の仕事だとすぐに気が付きました。

 

ニートが簡単に就職できる会社なわけです。
カネに目がくらんだ私が馬鹿でした。

 

もちろん即退社しましたけどね。

 

 

パチンコ屋さんのバイトに落ち着く結果となりました。

 

世の中そんなに甘いもんではない。

 

ニートが100万稼げる仕事にすぐ付けるはずありません

 

社会とのつながりを閉ざしすぎてこんな当たり前の
ことすら解らなくなっていたんでしょう。

 

悪徳リフォーム営業の仕事を即やめてからは
現実的な仕事を探すことにしました。

 

具体的にはそれまで避けていた3K

 

  • キツイ
  • 汚い
  • 危険

 

の付く仕事を選択肢に入れるようにしました。

 

休題
この「3K」の内どれかを諦めるというのはニートが仕事探しをするためには不可欠なことのように思います。
欠点のない普通の仕事は普通に社会のレールを歩んだ人が取っちゃってますからニートがありつけることは殆ど無いからです。

 

3Kの中でも「汚い」だけはどうしても我慢できなかった
ので「キツイ」「危険」というイメージが多少有る仕事
パチンコ屋さんのバイトに焦点を当てて仕事探しを
していきました。

 

パチプロもどき時代の経験があったのでそれなりに
仕事内容がわかっていたことも影響していたと思います。

 

ちなみにパチンコ屋のバイトというのは誰でも受かるような
底辺バイトです。

 

ですが、元ニートの私は簡単には行きませんでした。

 

 

底辺バイトパチンコ屋ですら5件不採用をくらいました(涙

 

 

ですが、なんとか諦めずに面接を受け続けていると
6件目で採用を勝ち取ることに成功!

 

時給1200円で夕方から深夜までの遅番で
月に20万程度稼げる仕事にありつくことが出来ました。

 

この時点で私は24歳後半、ニート生活も4年半程度に
なっていましたからかなりいい条件で働くことができるよう
になったと思います。

 

健康保険や失業保険なんて福利厚生は一切ない
プチブラックバイトでしたが贅沢は言えません。

 

 

兎にも角にも一応コレで社会復帰の第一歩を踏み出す
事ができたわけです!

 

 

ちなみにこのバイト先にはこの先5年勤め続けることとなります。
本当にお世話になりました。

 

 

 

25歳を目前にして人生初の稼ぎ口を得た私は
この歳にもう一つの人生を変える出来事を迎える
こととなります。