元手20万円で再起業!人生の逆転に成功します!
自己破産を決意した私は破産の準備に
とりかかります。
破産の法的書類関係は行政書士でしたので
自分で書くことが出来ましたから、自分で用意
しました。
後、必要なのは供託金20万円です。
コラム:破産供託金
あまり知られていませんが自己破産をする際には供託金と言って裁判所に預けるお金が必要になります。
お金がないのに20万円用意しなければならないというのは今考えても変な話ですがそういう決まりになっています。
もちろんまとまったお金など持っていませんでしたし
今更借金も出来ませんので「コレで最後だ」という
思いで日雇いのバイトなどをしてためました。
この時の心境は
- 結局自分はクズでしかなかった
- 破産するためになにやってるんだろう
- いっそ死んでしまったほうが楽かもな…
だいたいこんなところです。
プライドはズタズタ、コレでもかというほど
打ちのめされていました。
破産資金20万円を手に最後のあがき
必死の思いで供託金の20万円をためた私は
「明日裁判所に行こう」という思いで20万円の
札束を握りしめました。
・・・そのとき、有ることが頭をよぎりました。
この金で一発起業するか!
馬鹿なのかと思うかもしれませんが失うもの
がなにもなくプライドもとうに捨てた私は
怖いものがなにもなかったのだと思います。
そして極限状態の時というのは恐ろしいほど
頭の回転が良くなるものです。
これまで行政書士という起業を支援する仕事
をやっていたおかげで利益率の良い仕事や
開業資金が少なくて済む仕事などの情報
などが頭のなかに詰まっていました。
その中でも資金20万円で開業できて即現金
収入が得られる仕事は1つしかありませんでした。
リサイクル屋(不要品回収業)をやろう!
不要品回収業は所謂”買取専門リサイクルショップ”です。
冷蔵庫や洗濯機などの重いものを運んだり
ゴミ同然の汚いものを触ったりする仕事です。
お客にペコペコ頭を下げて下に見られる
誰からも褒められない仕事です。
ですが軽トラ一台と古物商の免許があれば始められます。
必要な開業資金はこの通り。
- 古物免許申請料金 … 3万円
- ボロボロの軽トラ … 15万円
18万円で開業可能です。
この期に及んでプライドがなんだかんだと言ってられません。
飯が食えれば上等だ!
そうと決まれば後は行動するのみ!
翌日の裁判所行きを取りやめ
即古物営業許可の申請。
同時進行で格安の軽ワゴンを
ネットで探し出し即購入!
(乗り出し13万円、12万キロ走行、事故歴有り)
無料で掲載可能なネット広告をガンガン(10社ほど)
出して仕事を待ちました。